フッ素という元素を一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、それがどのようなものなのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。フッ素は自然界にも含まれている元素の一つです。普段の生活ではお茶などに微量含まれていることがわかっています。このフッ素ですが、市販されている歯磨き粉の9割にはこのフッ素が含まれているとされています。

フッ素は歯や骨などを作るために欠かせない役割を果たしていることが様々な研究で証明されているようです。また、虫歯の予防にも高い効果が期待できるので、歯磨き粉にも含まれています。歯磨き粉だけでなくて、歯科医院などではフッ素を用いた口の中の洗浄やフッ素自体の塗布を行っているところもあると聞きます。これだけでなく米国やオーストラリアなどの国では水道水にフッ素を添加して日常的に摂取できるようにしている地域もあると聞きます。

フッ素による虫歯予防には主に3種類の効果によるものです。まず、再石灰化を促進します。フッ素はさんによって歯から溶け出してしまったカルシウムやリンの再石灰化を促進し歯を丈夫に保ちます。次に、歯そのものを強くします。歯の表面はエナメル質と呼ばれるもので覆われていますが、これを酸に溶けにくい性質にする効果がると言われています。最後に、歯の中で酸が作られることを防止する効果があります。歯石中の虫歯菌は酸を作り、歯を弱めてしまいます。フッ素によってこれを抑えることがわかっています。

さて、このフッ素は歯磨きの際に少し気を配るだけでより効果的な使い方ができるようになるといいます。まず、使用量も守ることです。少なすぎないだけでなく多すぎないことも大切です。歯磨き粉に書いてある使用量を守りましょう。